正解とは求めるものではなく自分で解き明かすもの
【記事執筆者】水川健人
コピーライター・マーケター。個人や中小規模ビジネス向けに、マーケティング戦略のアドバイスを主におこなっている。
【価値あるものが正しく認められるビジネス業界】を目指して日々活動中。

 

 

自分で考えず、試行錯誤せず、経験せず、
誰かが自分にとって最善の結果をもたらしてくれる。

 

そんな正解を導き出して与えてくれると、
そう考えてしまう人もいるでしょう。

 

特にネット環境の普及で情報拡散が容易になると同時に、
誰もが簡単に大量の情報に触れられるようになったことで、
思考せず受け身に情報を受け取るだけになる機会が増えた。

 

それも一因になっていると僕は考えてます。

 

ですが、どれだけ触れられる情報が増えようと、
誰かから最善の正解を与えられることはありません。

 

自分の正解は自分だけしかわからない

 

自分にとっての正解は自分だけにしか導けないからです。

 

この世界に誰一人として同じ人はいません。

 

思考と感情を持って生まれる人間は、
皆、違う環境で生き、違う両親に育てられ、
違う価値観に触れ学び経験を積んでいく。

 

そして唯一無二の存在となっていくのが個人というもの。

 

ですから、万人にある程度当てはまる正解はあっても、
個人にとって最善、それ以外にないと言える正解は、
個々人が自ら導き出していくほかない。

 

それはビジネスの成功方法みたいな限定的な分野であっても、
人生を幸せに生きるといった大きな枠組みでも同じことです。

 

正解までの近道となるものはあっても、
最後には自らが考えることによってのみ、
正解を手にすることができるのです。

 

正解を他人に委ねることは得ることを放棄したのと同じ

 

とはいえ正解を自ら導き出すということが、
スムーズにできるとは限りません。

 

ビジネスの成功方法という限定的なものでも、
世の中の多くの人が挫折することを考えれば、
正解を得るまで行動し続けるのは難しい。

 

人生のように大きな枠組みであれば、
最後まで得ることができるかもわからない。

 

ですが、それでも自分で正解を導こうとするなら、
正解を得られる可能性は常にあります。

 

でも、自分で導くことを放棄して他人に委ねたら、
得られる可能性はゼロになる。

 

先にお話したように人は個々人それぞれが、
誰とも違う唯一無二の存在。

 

ゆえにそれぞれにとっての正解もまた唯一無二であり、
それが正解であると言えるのは自分しかいないからです。

 

他人に与えられる正解はどんなに理にかなったように見えても、
自分にとっての正解にはなりえないのです。

 

正解を得ることを放棄すると常に苦しい

 

そして、正解を得ることを意識的に、
あるいは無意識にであれ放棄すると、
苦しみの道を歩むことになります。

 

繰り返しになりますが他人の正解は自分の正解にはなりえない。

 

ですから、他人に与えられる正解に沿って行動していると、
常に自分の感情や価値観に相反する要素が生まれます。

 

ようは行動と内面にズレが生まれる。

 

そのズレは毒のように心を弱らせていき、
そのうち体や関係にも悪影響を及ぼすでしょう。

 

例えばビジネスで成功しお金も稼げるようになった、
傍から見ると成功者のように見える。

 

だけど本人は全然幸せを感じられないどころか、
むしろ常に不安や恐れを感じている。

 

そのせいで健康にも悪影響が出てきたり、
周囲との関係も悪化してしまう。

 

そんなことってよくあります。

 

これも大抵の場合ビジネスで成功するという行動と、
実際に求めているものとのズレが原因であることが多い。

 

大抵の苦しみは行動と心のズレから生まれるのです。

 

苦しい時こそ道を選び直せるチャンス

 

ですが、苦しい時とは同時に道を選び直すチャンスでもあります。

 

心と行動にズレが生じたことで苦しみが生まれる時、
人は2つの道を選ぶことができる。

 

 

1つはそれまで通りに正解を与えてもらうのを待つ道。

 

この道を歩むことでもしかしたら一時ぐらいは、
苦しみから逃れることができるかもしれない。

 

しかも時間や労力もかからず楽に。

 

ですが、与えられる正解が自分に合うことはないですから、
そのうち何かしらのズレが生じてまた苦しみが増してくる。

 

そこから逃れるためにまた正解を与えてもらって、
またズレが生じてきてまたと。

 

常に苦しみを繰り返す道になります。

 

 

もう1つは自分にとっての正解を自分で導き、
苦しみの根本的な原因を取り除く道です。

 

この道を選べば見たくないと思い避けてきた、
自分の内面に深く触れたりする必要がある。

 

自分の行動や考え方を客観的に眺めて、
冷静に評価したりしなければなりません。

 

そして時には長く道を歩み続ける必要があり、
なかなか正解までたどり着くことができない。

 

多くの困難にぶつかることもあるでしょう。

 

ですが、一度でも何らかの答えを導き出すことができれば、
ズレのない自分だけの正解となって一生ブレない支えとなる。

 

そして、別の分野やあるいは人生という大きな枠組みでも、
正解を導き出すことができるという自信を得られるはずです。

 

それは根本的に苦しみから抜け出すことを意味します。

 

苦しみを繰り返す道と時間や労力がかかっても、
根本から苦しみの原因を断つ道。

 

どちらを選ぶかは人それぞれでしょうが、
苦しい時にはこの2つの道がある。

 

それだけは意識しておいてほしいと思います。

 

正解とは他人ではなく自分で解き明かすもの

 

正しく解き明かすと書いて正解と読みます。

 

自分にとっての正しさは自分にしかわからず、
ですから解き明かすこともまた自分にしかできない。

 

正解は決して与えられることはなく、
もし与えられたと思ったとしても、
それは正解とは違う別のなにか。

 

逃避や幻想、錯覚にすぎないでしょう。

 

ですから、本当に正解がほしいのであれば、
与えられることを待つのではなく自分で解き明かす。

 

そんな意識を持ってほしいなと思います。

 

 

では、今回はここまでです。

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