インプットから行動に移行する最適なタイミング
【記事執筆者】水川健人
マーケター・思考設計士。個人や中小規模ビジネス向けに、マーケティング戦略のアドバイスを主におこなっている。
【価値あるものが正しく認められるビジネス業界】を目指して日々活動中。

 

常々お話しているのがインプットと行動、
両者のバランスをとるのが成功の近道。

 

特にはじめて接する分野であれば成果を出すために、
まずは最低限必要なインプットが絶対に必要です。

 

でも、そもそも最低限ってどのくらいなのか?
どんなタイミングで行動に移ればよいのか?

 

そんな悩みを持つこともあるでしょうから、
今回は移行の最適なタイミングについて、
深掘りしていこうと思います。

 

インプットから行動への最適な移行タイミング

 

先に結論からお話してしまうと最適なタイミングは、
結果を出すために意図的な行動をとれるようになったとき。

 

自分が結果を出すために何が必要であるのかを、
自分なりに判断できるようになる。

 

目指すべき場所までの自分なりの道筋を思い描いける、
ようはおおまかな戦略とそれを実現するための戦術。

 

それらを自分でたて実行できるようになれば、
インプットから行動に移行していくのが良いです。

 

難しそうに感じるかもしれませんが最低限の知識と、
考えるという意識さえ持っていればどの分野でも、
明確な意図を1つか2つかは持つことができます。

 

逆にそれができないならインプット不足であり、
行動する基準には達してないってことです。

 

インプットしすぎが悪影響になる場合がある

 

成果につながる行動には意図が必要で、
そのために必要なインプットはする。

 

これが大切なのですがそれ以上の過度なインプットは、
悪影響が出る場合があるので気をつけてほしいのです。

 

というのも、過度なインプットは意図を増やすことになる、
とれる選択肢を大きく増やすことができるようにります。

 

それは一見すると良いように思えますが、
選択肢が増える、とれる行動が増えていっても、
人が使える時間は1日24時間以上にはならない。

 

ですから、やるべきこととやらないことを決める、
常に決断していかなければなりません。

 

ですが決断っていう作業は経験がない状態、
あるいは鋼のような自制心がない状態だと、
たとえ知っていても最適な決断をとれない。

 

そんな場合もありうるのです。

 

例えばビジネスであれば成果が出るまで時間がかかる、
それを知っていたとしても成果が出ない時間を耐え、
1つのことに集中して結果につながるまで取り組んでいく。

 

その決断ができずいろいろなものに手を付けて、
どれも成果に足る労力を投入できずに終わる。

 

そんな挫折パターンもあります。

 

加えて知らないことを知るということはそれ以上に、
知らないことがあると知ることでもあります。

 

1つを知ればそれに関する知らないことが出てきて、
それを知ればまた、またそれを知ればまたと、
いくらインプットしても知らないことはなくならない。

 

だけどそれで自分にはまだまだ足りないものがあると感じて、
いつまでもインプットから行動に移れなくなることもある。

 

やる前から挫折ということもありうるのです。

 

なので、理想は1つか2つ程度の意図を見いだせたら、
すぐに行動に移して結果が出るまでやりきる。

 

その結果次第でさらに次の行動に移るのか、
足りないと思う知識や情報を仕入れるのか決める。

 

そのようにしてインプットと行動のバランスをとっていくと、
知識や情報、行動量、経験がバランスよく積み上がっていって、
成果までの道を最短距離で駆け抜けられるようになりますよ。

 

インプットから行動へ無駄なく移行するのが大事

 

僕自身はインプット、情報収集や勉強が好きです。

 

知識や情報を知り、そこからいろんなことを考えていく、
自分なりの新しい理論とかルールを作るのも楽しい。

 

時間があれば1日中でも考え続けられます。

 

でも、成果を出すことを考えるならインプットより行動、
経験から得られる知見の積み上げが大事だとも考えてます。

 

だから、結果を出すために最適なタイミングで、
インプットをやめ無駄なく行動に移ることで、
知見を積み上げてまた次の行動に活かす。

 

どんな分野であれこのサイクルを回すことが、
成果を得るのに大事なことなのです。

 

なので、もしあなたがこれから新しいことに挑戦し、
成果もきちんと出していきたいと思うのであれば、
インプットと行動のバランスをとること。

 

自分なりの意図を作り出して効果的な行動ができるよう、
だけど増やしすぎて行動できなくならないよう気をつけて、
行動量、知識や情報、経験から得られる知見。

 

これらをバランスよく積み上げていくことを、
ぜひ意識しながら行動してみてください。

 

そうすればどれぐらいインプットすればいいのか、
どのタイミングで行動に移ればいいのか?

 

そうしたことに悩むことなく最適なタイミングで、
インプットと行動の移行がスムーズにできますよ。

 

ぜひ試してみてください。

 

 

では、今回はここまでです。

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