グラフの画像

どうも、コピーライターの水川です。

 

「不景気だからビジネスがうまくいかない。」
「好景気であればビジネスはうまくいく。」

 

これらはよく言われることです。

 

不景気、いわゆるデフレ傾向の場合はビジネスは難しく、
好景気、いわゆるインフレ傾向の場合はビジネスは簡単であると。

 

これは正確ではありませんが的を得てはいます。

 

では、なぜ不景気であるデフレ傾向時にはビジネスは難しく、
好景気であるインフレ傾向時にはビジネスは簡単なのか。

 

これを理解するにはデフレとインフレを理解する必要がある。

 

そして、理解できるとビジネスで成果を出すために、
今何をすべきかが明確に見えてくるのです。

 

なので、今回はデフレとインフレとは何なのかから、
ビジネスにおいてやるべきことについてお話ししようと思います。

 

デフレとインフレとは

 

では、デフレとインフレとは何かについて。

 

デフレ(デフレーションの略)とは物価が減少していく状態であり、
インフレ(インフレーションの略)とはその逆で上昇していく状態である。

 

このような認識であることが一般的ですが、
ではなぜデフレだと物価が下がりインフレだと上がるのか?

 

それは需要と供給の関係にあるのですが、これを説明するためには、
供給側の心理と需要側の心理についてお話ししておく必要があります。

 

まず供給側、つまりは企業や個人事業主などの、
自分でビジネスをやってモノを売る人たち。

 

この人たちはビジネスをやる以上は売上を上げて、
利益を得たいと思うのは当然ですよね。

 

そしてそのためには、どちらかと言えば物価は高いほうが良い、
高く売れたほうが良いと考えます。

 

ですが、デフレ時というのは物価が減少している状態、
つまりは供給側が自ら物価を下げている状態です。

 

ではなぜ、物価を自ら下げるのかというと、
安くなければ売れない。

 

物価が高いままだと需要側、モノを欲しいと思うお客さんたちが、
商品やサービスを買ってくれないからです。

 

正確にはより安い同業他社にお客を奪われるから。

 

ではなぜより安いところを需要側、お客さんは求めるのかというと、
お金を使いたくない、なるべく節約したいからです。

 

需要側であるお客さんは何らかの理由、
例えば将来が不安で貯金したいという心理や、
単純に収入が減っていって無駄にお金を使えないなど。

 

様々な理由から、なるべくお金を使いたくないと考えているのです。

 

つまり、供給側はもっと商品やサービスを提供して、
売上を上げたいと考えている。

 

だけど需要側は様々な理由から、お金を使いたくないと考えている。

 

お金を使いたくないという人にモノを買ってもらうには、
基本的には同業他社より安く売らなければならない。

 

だから相手より安くと価格をどんどん下げていく、
物価が減少するのですね。

 

つまりデフレとは供給過多、需要よりも供給が多く、
物が安くなければ売れない状態のことをいいます

 

そして、インフレはこの逆。

 

もっとモノが欲しい、贅沢したい、お金をつかいたい!

 

だけど、そのお客さんのモノが欲しいという要求に、
供給側は何らかの理由でこたえることができない。

 

こたえることができないということは、
モノの価値が上がるということです。

 

つまりインフレとは需要過多、供給よりも需要が多く、
物が高くても売れる状態のことをいいます

 

少しややこしいかもしれませんが、ようはデフレとは、
10のモノに対して1人しか欲しいと思う人がいない状態。

 

だから物価が下がる。

 

インフレとは1のモノに対して10人が欲しいと思う状態。

 

だから物価が上がるのです。

 

デフレ時はビジネスがやりにくく、インフレ時はそうでない理由

 

ここまでデフレとインフレについてお話ししてきました。

 

で、この2つを理解するとなぜデフレ時はビジネスがやりにくく、
インフレ時はやりやすいのかがわかると思います。

 

デフレは物価が減少している状態といいますが、
その本質は需要側がお金を使いたくないと思っている。

 

だから、ビジネスがやりにくいのです。

 

逆にインフレ時はお金を使いたいと思っているから、
デフレ時よりやりやすい。

 

ようは不景気好景気の本質は、
供給過多か需要過多であることなのですね。

 

デフレとインフレを理解すると見えてくるビジネスでやるべきこと

 

ここまでいろいろお話ししてきましたが、
デフレとインフレの本質が理解できると、
ビジネスで今やるべきことが見えてきます。

 

デフレ傾向というのは供給過多な状態、
つまりはライバルが多い状態。

 

それに加えて需要側、お客さんたちがお金を使いたくない、
あらゆる購買意欲が小さい状態です。

 

では、こんな状態の時にビジネスを運営し、
きちんと売上を上げていくにはどうするか?

 

道はいくつかあります。

 

まず王道的な方法、物価を下げることです。

 

しかし、この方法だと当然ですが、
ライバルも物価を下げてきます。

 

となるとこちらもさらに物価を下げる、
ライバルもまた下げてこちらもさらに下げる。

 

どれだけ物価を下げられるかの消耗戦になってしまいます。

 

しかも、物価を下げるということは売上が下がるということで、
売上が下がるということは他を削らないといけなくなる。

 

例えば無駄な出費を抑える経費削減。

 

従業員を雇っているなら給料下げたり、リストラしたりなどの、
ようは人件費削減です。

 

ですが、経費削減はともかく人件費を削減すると、
当然ですが従業員の収入は減る。

 

収入が減るとお金を無駄遣いできないので購買意欲が減り、
購買意欲が減ると物価を下げざるおえなくなる。

 

そうすると売上がさらに減り、また人件費などを削減し、
購買意欲がさらに減り……。

 

このような悪循環を生み出すのです。

 

つまり不景気、デフレは放っておくと進んでいき、
経済全体を縮小させてしまう最悪の状態なのですね。

 

なので物価を下げるのは消耗戦という意味でも、
経済を悪化させるという意味でも悪手です。

 

そのため、購買意欲を上昇させるスキルを身につけることを、
個人的にはオススメしています。

 

例えばマーケティングやセールスなどといった、
モノを売るためのスキルを磨くことです。

 

この2つのスキルを身につけると、
ライバルや購買意欲の影響を受けにくくなりますよ。

 

逆にインフレ時の場合は買われない心配をあまりする必要がないので、
より価値を提供できるよう商品やサービスの質を上げたり、
スキルを積極的に磨いたりするのが良いです。

 

現在の日本でビジネスをやるなら

 

現在の日本という国は、1990年代からずっとデフレ傾向にあります。

 

これはデータ上でも実状もそうです。

 

例えば企業の大規模なリストラのニュースとかよく見ますが、
こういうのも今回お話ししたデフレの悪循環の影響。

 

また、食料品店などもとにかく安さを売りに出したりと、
デフレであることを示すものは多々あります。

 

なので、今の日本でビジネスをやるということは、
お客さんの購買意欲が基本的に小さいことを、
念頭においておく必要がある。

 

そのうえで、どのような価値を提供し、
どのように購買意欲を持ってもらうのか?

 

きちんとした戦略と、それを実現するための戦術的な行動。

 

この2つが非常に重要になってくるでしょう。

 

逆にここらへんをきちんとしておけば、価格を下げることしかできない、
あるいはまったくスキルを磨く気がないライバルたちに、
大きな差をつけることができる。

 

なので楽観しすぎるのは危険ですが悲観しすぎる必要もなく、
一歩一歩着実に進んでいってほしいと思います。

 

 

では、今回はここまでです。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事