自信のない人がわりと簡単に自信をつける方法
【記事執筆者】水川健人
マーケター・思考設計士。個人や中小規模ビジネス向けに、マーケティング戦略のアドバイスを主におこなっている。
【価値あるものが正しく認められるビジネス業界】を目指して日々活動中。

 

この記事では自分に自信のない人が、
わりと簡単に自信をつける方法についてお話ししていきます。

 

 

行動するには何をするにも自信、
自分を信じる心が重要ですよね。

 

自分ならできると思えなければ、
新しいことなどに挑戦するのは難しいでしょう。

 

ですがこの記事を開いてくれたということは自分に自信がなく、
あらゆる行動に尻込みしてしまうという悩みがあるのだと思います。

 

ですが、きちんと自信をつける行動を取れば、
案外簡単に自信はつくものなんです。

 

今回はそんな自信のつけ方について詳しく解説していきますので、
ぜひ最後まで読んでみてください。

 

自信と劣等感は違う

 

では早速自信をつける方法について、といきたいところですが、
その前に自信のなさと劣等感は違うということについてお話しします。

 

というのも、自信のなさと劣等感を混同して考える人が多いのですが、
この2つは問題の本質もその対処法も全く違います。

 

 

本質についてですが、自信のなさは自分を軸にした問題です

 

自信がないということは自分で自分を信じられないということで、
問題の本質は自分が自分を信じられなくなった理由にあります。

 

対して、劣等感は他人を軸にした問題です

 

劣等感は自分と他人を比べた時に自分が劣っていると感じることで、
問題の本質は他人と比べ自分が劣ると考えるところにあります。

 

このように、自信のなさはあくまでも自分のみを中心にした問題で、
劣等感は他人を軸に自分を見ることで起きる問題なのです。

 

と言われてもわかりにくいと思いますが、
例えば学校でのテストで周りはいい点数をとっている。

 

だけど、自分だけが悪い点数だったとなると、
自分の学力に対してネガティブな感情が生まれますよね。

 

この時のネガティブな感情は、
周りの人と比べているので劣等感なわけです。

 

だけど、このような出来事が何回か続くと、
そのうち周りと比べることなく、
直接自分自身にネガティブな感情を向けるようになります。

 

自分の学力はダメなんだ!と。

 

これが"自信のない"という状況です。

 

このように、劣等感が自信を失う原因になることはあるので、
劣等感と自信は混同されやすい。

 

ですが、劣等感がなくても自信を失うことはあります

 

逆に劣等感があっても自分に自信を持つこともできるのです

 

 

なので、もし自分に自信がないと思っているなら、
それが本当に自信のなさからくるのかをまずは考えてみてください。

 

自信のなさについて自分を軸にして考えているなら、
それは間違いなく自信がないということ。

 

他人と比べて自信がないと思っているなら、
それは劣等感であって必ずしも自信がない理由とは限らないので注意です。

 

このことは覚えておいてほしいと思います。

 

自信をつける方法

 

前置きが少し長くなりましたが、
本題である自信をつける方法についてお話ししていきましょう。

 

  1. 自分との約束を守る
  2. 自分をさらけだして他人からの評価を得る

 

この2つが自身をつける方法です。

 

自分との約束を守る

 

1つめの方法が自分との約束を守ること。

 

この記事で何度もお話ししていますが、
自信とは自分を信じる心です

 

つまり、自信がないということは、
自分で自分が信じられないということです。

 

ではなぜ、自分を信じられないのか?

 

その理由の最たるものが自分を自分で裏切っているからだと、
僕は考えています。

 

自信がないという人はほぼ例外なく大なり小なり、
自分で自分を信じられなくなるようなことをしているのです。

 

例えば何かをやると決めていたのに、結局やらずに終わったり。

 

そういう小さなことを積み重ねていくと、
いつの間にか自分に対する大きな不信感となり、
自分に自信が持てなくなるのです。

 

なので、自信をつけるには自分を信じられるような行いを、
小さくでも良いから積み重ねていくことが大事で、
その方法が自分との約束を守ること。

 

自分に対して何かを約束し、それをきちんと実行するのです

 

そうすれば自分に対する信頼が積み重なっていき、
自分を信じられるようになる、自信がつきます。

 

まあ、自分との約束と言っても、
そんなたいそれたものでなくて良いのです。

 

毎朝きちんと起きるとか、遅刻しないとか。

 

そんな些細なことで良いのです。

 

逆にいきなり自分にとって難しすぎる約束をしてしまうと、
それを守ることができずに自信が下がるということも起こるでしょう

 

なので、まずは意識しないと難しい程度の約束から守っていって、
徐々に自信を積み重ね、約束のハードルを上げていくのが大事です。

 

自分をさらけだして他人からの評価を得る

 

2つめの方法が他人からの評価を得ること。

 

これは、先ほどお話しした劣等感が原因の自信のなさに対して、
特に有効な方法です。

 

 

というのも、劣等感が原因の自信のなさは、
自分を隠すことに行動が向きがちになります。

 

自分は周りより劣っているという気持ちが根本にあるので、
あまり自分を他人にさらけだせなくなるんですね。

 

そうなると、当然ですが周りから良い評価も悪い評価も得られづらくなる。

 

評価が得られないから勝手に自分と周りを比べて、
自信のなさから劣等感を持つ。

 

劣等感が自信のなさにさらに加速させる。

 

自分をさらけ出せなくなる……。

 

このような劣等感と自信喪失の無限ループを生みます。

 

 

この悪循環を断ち切るためにも、まずは自分をさらけだして、
他人の評価を得ることが大事なんです。

 

自信のない人ほど自分をさらけ出すのは怖いでしょうけど、
何もしなければ自信を失っていくだけ。

 

いつまでたっても自信がつかないどころか、
むしろ悪化させていくことになります。

 

なので、一歩勇気を持って踏み出してみましょう。

 

趣味でも得意なことでも何でもいいので、
それに対して他人からの評価を得てみるのです。

 

そうすると、もちろん悪い評価をもらうこともあるでしょう。

 

ですが自信がない時は必要以上にネガティブな思考になっているものですから、
自分が考えている以上に良い評価ももらえるでしょう。

 

その評価が自信となり、劣等感も克服されていき、
自分をさらけだすのが怖くなくなり……。

 

と、このような良い流れが生まれるのです。

 

なので、自分をさらけだして他人からの評価を得ることは、
ぜひ意識してみてください。

 

 

ただ、これを行う時に1つだけ気をつけてほしいことがあります。

 

それは、他人の評価がないと、
自分に自信を持てなくなるような状態にならないこと

 

他人の評価を自信を持つ1要素にするのは良いけど、
他人の評価がないと自信を持てないのはダメということです。

 

というのも、他人の評価=自信というのは、
自分で自分を信じられないことの証明でしかありません。

 

自分自身を信じられないから、
他人の評価、他人の基準でしか自分を信じられない。

 

ですがこれは自信でも何でもなく、ただの依存です。

 

自分で自分を信じることが自信ですので、
他人がいないと成立しないものは自信ではないのです。

 

なので他人の評価を通して、
自分自身に自信を持つことを意識してください。

 

 

以上が自信をつける方法です。

 

信じられなくなるようなことを自分にしなければ自信はつく

 

今回、自信のつけ方について色々お話ししてきましたが、
自信をつける方法の本質は単純なものです。

 

されたら相手を信じられなくなるようなことを、
自分自身にしないということです。

 

他人から頻繁に約束を破られたりしたら、
その人のことを信じづらくなると思います。

 

自分を隠している人のことを、信じることも難しいと思います。

 

こういった他人にされたら信じづらくなることは、
自分にやっても信じづらくなるのです。

 

 

なので、自分がされたら他人を信じづらくなることを、
自分にもしないようにしてください。

 

そして、自分がしてもらったら相手を信じられるようなことを、
自分自身にしてあげてください

 

それが、自信をつけること、
自分で自分を信じられるようになるための1番の方法です。

 

 

では、今回はここまでです。

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