良い紹介や口コミのもらい方で大事な3つのポイントとは?
【記事執筆者】水川健人
マーケター・思考設計士。個人や中小規模ビジネス向けに、マーケティング戦略のアドバイスを主におこなっている。
【価値あるものが正しく認められるビジネス業界】を目指して日々活動中。

 

ある程度アクセスのあるサイトであればお問い合わせなどで、
広告の掲載などを依頼されることがあります。

 

このサイトにもちょくちょくお問い合わせをいただきますし、
それだけ人に見られるようになったことはうれしい。

 

紹介を頼んだ大多数の1人ではあるのでしょうが、
頼まれたことそれ自体もありがたいことです。

 

ですが、紹介や口コミなどをもらう方法として、
人の集まるサイトや影響力ある人に無差別に行うというのは、
あまりにも悪手と言わざるおえません。

 

紹介や口コミはうまく使えばプラスに大きな成果をもたらしますが、
それは逆の方向にも大きな影響を与えます。

 

正しく、良いもらい方をしなければ場合によっては、
ビジネスが傾くような事態にもなりかねません。

 

なので、今回は正しい紹介や口コミのもらい方について、
大事な3つのポイントについてお話ししようと思います。

 

正しい紹介や口コミのもらい方3つのポイント

 

紹介や口コミをもらうときはおさえておきたいポイントが3つあります。

 

  1. 理想は結果を得た顧客からのみもらう
  2. 購入直後~手元に届いた段階で要求しない
  3. 購入してない人に要求する場合は商品などを体験してもらう

 

理想は結果を得た顧客からのみもらう

 

はじめで理想の紹介や口コミのもらい方のポイントは、
結果が出た顧客からのみもらうということ。

 

結果とは商品やサービスが約束していた状態を、
相手がきちんと得られたか、それとも得られなかったか。

 

その結果ということです。

 

例えば月10万稼げるようになることを約束していた商品の場合、
それを使ったことで本当に稼げるようになったかどうか。

 

その結果を出した人からのみ口コミをもらったり、
紹介をもらったりするのです。

 

 

まあ、当然のことなのですが結果が出てない段階では、
購入者はその商品やサービスの価値を完全に理解していません。

 

完全に理解してない相手から紹介や口コミをもらえば、
その内容はあやふやだったり抽象的だったりで、
あまり役に立つものとはならない。

 

ですが、きちんと結果を得るところまで経験した人は、
それが良い結果であれ悪い結果であれ。

 

その商品やサービスを知り尽くしているということになります。

 

そういう人からもらうことができる紹介や口コミは、
購入を迷っている人の背中を押すようなものとなるでしょう。

 

特に良い結果をきちんと得られた人は、
きちんと関係性などを深めていれば、
熱心に、しかも自主的に紹介したりしてくれる。

 

逆に悪いフィードバックをもらっても、
商品やサービスの改善などに役立ちます。

 

なので、理想を言えば結果が出た人からのみ、
紹介や口コミをもらうことです。

 

購入直後~手元に届いた段階で要求しない

 

次のポイント、結果が出る前にもらうとしても、
購買直後や商品などが手元に届いた段階で、
紹介や口コミを要求しないこと。

 

購入してくれたんだから価値を感じているだろうと、
購入後や発送後すぐに頼むようなところがありますが、
基本的にこの方法は悪手。

 

というのも、そもそも購入直後というのは価値を感じているどころか、
むしろ価値を疑っているからです

 

 

基本的に人は購入を決め決済したときに、
一番テンションが上がります。

 

ですが、しばらく時間が経つと購入という決断をした自分の選択に、
疑問や恐れを感じ始めるのです。

 

もしかしたら無駄な買い物だったんじゃないか?
本当に自分にとって価値あるものが届くのか?

 

といった具合に。

 

このような心理の動きを購入者の後悔などと呼びます。

 

で、当然ですがこんな後悔しそうな心理状態のときに、
紹介や口コミをもらえませんかと頼まれても、
承諾してくれるはずもありません。

 

それどころか、まだ価値を受けとってすらいないのに、
紹介や口コミを頼むとは何事か!

 

と人によっては不満を感じることもある。

 

なので、よっぽど即効性のあるものでもない限りは、
購入直後や手元に届いた段階での要求はひかえましょう。

 

購入してない人に要求する場合は商品などを体験してもらう

 

ここまではすでに購入した人にもらう場合についてでしたが、
もし購入してない相手からもらいたいと思った場合。

 

必ず商品やサービスを相手に体験してもらいましょう。

 

先ほどもお話ししましたが人が価値を感じるのは、
商品などを受けとった段階ではなく結果が出たときです。

 

なので、結果が出てないどころか手元にもない人に、
紹介や口コミをしてもらってもろくなことになりません。

 

内容は不正確でしょうし人によっては報酬目当てに、
あることないこと書くような場合もあるでしょう。

 

そして、そんな不正確な紹介や口コミを読んだ人が、
買った商品などを体験したらどうなるか。

 

思ったような体験もできず結果も得られずに、
商品などに不満だけを持つようになる。

 

そういった負の感情は正の感情よりはるかに拡散しやすいので、
信用を落とし悪評を呼び込むことになるでしょう。

 

なので、もし購入してない人に紹介などをもらいたい場合は、
相手に商品などをきちんと体験してもらうこと。

 

もし紹介などをもらうことで成果が見込めるのであれば、
無料で商品などを渡して体験してもらうと良いです。

 

無料で配ると損するんじゃないかと考える人も多いですが、
きちんと頼む相手を選んで適切な頼み方をすれば、
投資に見合ったリターンは得られます。

 

逆に費用をかけたくないと無差別に頼むような方法をとれば、
先ほどお話ししたように逆に悪評がたつことになるでしょう。

 

なので、本気で良い紹介や口コミをもらいたい場合は、
とにかく体験してもらうことを意識してください。

 

 

以上が3つのポイントです。

 

紹介や口コミは短期的にではなく長期的に考える

 

紹介や口コミって短期的な収益を目的とするのではなく、
長期的にビジネスを運営していくためにもらうものです。

 

価値ある商品やサービス、誠実で配慮の行き届いた対応。

 

そういったものが相手の心を強く打ち、
その結果紹介や口コミという形で、
多くの人に広まっていく。

 

それがビジネスに対する信頼や愛着となって、
長期間の関係の持続に繋がります。

 

ですが、多くの人や企業が目の前の収益に目を向けて、
不適切な方法やグレーな方法。

 

場合によってはサクラとかレビューを買うみたいな、
相手を騙すような手法を取ってしまう。

 

それらの手法がもしかしたら瞬間的には、
大きな成果を出すかもしれません。

 

ですが、時間が経つにつれてメッキは剥がれていき、
剥がれきったときに待っているのは悪評の嵐。

 

信頼は地に落ち人は離れていき、
後には何も残らないでしょう。

 

そのような事態におちいらないためにも、
そもそも紹介や口コミなどのフィードバックは、
経験者からもらうものだということは意識してください

 

適切なフィードバックは商品やサービスに対して、
きちんと向き合ってくれた人にしかできません。

 

なので、どのように紹介や口コミをもらうかよりも、
どのようにすれば紹介や口コミをもらえるほどに、
相手に熱心に支持してもらえるのかを考えましょう

 

小手先のテクニックやお金などで、
本当に熱心な相手は作れません。

 

大切なのは相手を中心に考えられた、
相手が素晴らしいと思えるような体験。

 

それをビジネスを通じて与えていくこと、
与える努力を常に怠らないことです。

 

そうすれば、求めなくても自然に、
紹介や口コミは増えていきますよ。

 

 

では、今回はここまでです。

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