「やりたいことがわからない」を解決するカギは自分のタイプを知ること
【記事執筆者】水川健人
マーケター・思考設計士。個人や中小規模ビジネス向けに、マーケティング戦略のアドバイスを主におこなっている。
【価値あるものが正しく認められるビジネス業界】を目指して日々活動中。

 

「成功したければ、自分が本当に叶えたいことを見つけることである。」

 

これはビジネネスや人生そのもので成功したいと考える人に対して、
必ずといっていいほど伝えられる言葉です。

 

自己啓発の分野では似たような言葉が必ず登場しますし、
かくいう僕自身もビジネスで成功したければ、
必ずビジネスで成功したい目的を明確にしようと伝えています。

 

そして、あらゆるところで言われているとおり、
自分がやりたいことを知るのは大切なことです。

 

目的や夢、願望などのやりたいことが曖昧だと、
モチベーションが続かずに挫折してしまう可能性が高いからですね。

 

しかし、そうはいってもやりたいことがわからない、
という人は多いでしょう。

 

どれだけ考えても見つからないということもあると思います。

 

ですが、実はやりたいことを知るためには、ある2つのタイプを知り、
自分がどのように当てはまるのかを知る必要があるのです。

 

このタイプさえ知っておけば「やりたいことがわからない!」
と悩むこともなくなるでしょう。

 

やりたいことがわからないを解決する2つのタイプ

 

その2つのタイプとは結果重視型過程重視型です。

 

 

結果重視型とはどのようなことを達成したいか?
を重視する価値観を持つタイプなります。

 

一般的言われるやりたいこと、達成したいことがあって、
その目的だけでモチベーションを上げられるタイプです。

 

ちなみに自己啓発本などでよく言われるやりたいことは、
こちらの達成したいことは何かということですね。

 

なので結果重視型の人は自己啓発本を読んだりすることで、
すぐにやりたいことや達成したいことなどが見つかり、
そのまま、成功まで突っ走ることができます。

 

ですが、色々やったり学んだりしてもやりたいことがわからない、
見つからないと悩んでいる人はもう片方のタイプ。

 

過程重視型であることが多いです。

 

過程重視型とはどのよう(状態)になりたいか?
を重視する価値観を持っています。

 

そして、このタイプの人のやりたいことは、
何を達成したいかといったことではなく、
"どのような状態でありたいか"ということ。

 

明確な達成したいことではなく、人生という流れの中で、
自分はこのような人間でありたいということを重視します

 

なので、過程重視型の人が何か達成したい目標はありますか?
などと聞かれて、考えたりしても答えることは難しいですし、
いくら探してもわからないということになるのですね。

 

ちなみに、ここでは2つのタイプで明確に線引しましたが、
実際には誰でも2つのタイプを持っています。

 

完全な結果重視、結果が出ることが全てであり、
過程などどうでもよい、という人はほとんどいません。

 

例えば自分でビジネスを始めたいという時、稼ぐことが全て、
稼げればどんな手段でも良い、という感じの人です。

 

逆に過程さえ良ければ結果なんてどうでも良い、
過程が充実していることが全て、という人もほとんどいません。

 

ビジネスで例えるなら、好きなことを仕事としてできるのなら、
どれだけ貧乏だろうがなんだろうが構わないという感じの人です。

 

こういう極端な人は圧倒的少数派で、
大抵の人は結果は出したいけどある程度過程も重視するか、
過程を重視するけどある程度結果にもこだわる。

 

ようは、自分がどちらに重きを置く価値観を持っているか?

 

これを知ることがやりたいことを知る一歩です。

 

タイプ別、やりたいことの見つけ方

 

ここまで2つのタイプについてお話ししましたので、
ここからはタイプ別のやりたいことの見つけ方について、
少しお話ししようと思います。

 

思いますが、まず言っておきたいのは、
この記事を開いてここまで読んでくれたあなたは、
過程重視型である可能性が高いということです。

 

というのも、そもそも結果重視型の人は、
やりたいことがわからないと悩むこと自体がまれだから。

 

目に見える明確な結果でモチベーションを保てるので、
やりたいことがわからないということにはなりにくいのです。

 

逆に過程重視型は状態という曖昧なものを求めるタイプなので、
やりたいことがぼやけているという場合が多く、
わからない、見つからないと悩みます。

 

この記事をこうして開いて読んでくれているということは、
やりたいことがわからないと悩んでいて、それを解決したいと、
少なからず思っているでしょう。

 

そして悩んでいる、という状態そのものが、
あなたが過程重視型であることの証明なのです。

 

なので、タイプ別とは言いましたが、
結果重視型の人に見つけ方のアドバイスなどは、
実は必要ありません。

 

仮にあなたが結果を重視するタイプであるのなら、
今は目標となるものがたまたま見つかってないだけで、
経験や知識などをつめば自然と見つかるでしょう。

 

ですが、過程重視型の人はまず、
自分の内面を理解する必要があります。

 

自分がどのようなことでプラスの感情を覚え、
どのようなことでマイナスの感情を覚えるか。

 

自分の感情の動きを把握して、
どのような時にモチベーションが高まるかを知るのです。

 

それを知ったら、その状態を維持するには、
具体的にどのような行動を取ればよいのか?

 

これを自分に問いかけてみましょう。

 

その答えが、やりたいことなのです。

 

自分を知ることでやりたことがわからないを解決できる

 

ここまでいろいろお話ししてきましたが、
ようは自分を知ろうということです。

 

自分が何に興味を持つ傾向にあるか、
何をすればポジティブな気持ちになるか、
何をしている時に一番意欲的であるか。

 

このようなことを知っていけば自然とやりたいこと、
やるべきことが見えてくるでしょう。

 

そして、それを知るための第一歩が、
今回お話しした2つのタイプなのです。

 

ちなみに、この2つのタイプに優劣はありません。

 

強いいて言えば結果重視型は少数派の傾向にあり、
わかりやすい目的でモチベーションを高めやすいので、
成功しやすいというのはあります。

 

実際、自己啓発本など書いている成功者はほとんどが結果重視型で、
だから内容も結果を重視したやりたいことを見つけるように、
説いていることが多いです。

 

ですが、過程重視型は先ほども言ったように、
やりたいことが曖昧である場合が多い。

 

ようは、迷いやすいのです。

 

ですが自分のタイプを知り、自分を深く知っていけば、
それは解消できること。

 

なので、まずは自分自身がどちらに重きを置くタイプであるかを、
一度考えてみてください。

 

そうすれば、やりたいことがわからないという状態から、
抜け出すことができるでしょう。

 

 

では、今回はここまでです。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事