【2022年度版】これからのビジネスの世界で成長し、発展していくために何をすべきか
【記事執筆者】水川健人
コピーライター・マーケター。個人や中小規模ビジネス向けに、マーケティング戦略のアドバイスを主におこなっている。
【価値あるものが正しく認められるビジネス業界】を目指して日々活動中。

 

 

2020年、新型コロナの出現や歴代最長安倍政権の終了など、
日本の環境を丸ごと変えてしまうようなことが多く起きました。

 

新型コロナ騒ぎは2021年になっても収束することなく、
人々の考え方や価値観にも大きな影響を与え、
それに伴い生活様式等も大きく変わっていきます。

 

なので、前回2021年度版の記事ではビジネスではなく、
ビジネスの基盤となる日本全体の状況を主にお話し、
そのうえでどのようにビジネスを展開すればよいのか?

 

どんな考え方をすべきかについてお話しました。

 

2021年で安倍政権を引き継いだ菅総理も任期満了となり、
岸田新総理が誕生、衆院選を経て本格的に岸田政権が発足。

 

これで日本という基盤は変化するのかといえば、
おそらく2022年度では大した変化はおこらないでしょう。

 

日本でビジネスを行うなら前回の記事は引き継いで重要なので、
今回の記事を読む前に先に目を通してみてください。

 

 

 

今回はビジネスに的を絞ってお話していきます。

 

前回の記事でこれからのビジネスではネットの活用が必須。
それに伴い全国的に供給可能な商品やサービスの開発が大事。

 

ネットを活用するビジネスはネットビジネスと呼ばれ、
普通のビジネスと分けて考えられるのが一般的でしたが、
これからはネットを使わないビジネスはほぼありえない。

 

一部例外か、あるいは戦略的にあえてネットを使わない場合を除き、
ネットを活用できないビジネスは一気に淘汰されていくでしょう。

 

ようはネットを活用するということがマイナーな状態から、
通常の状態になるまで普及したということです。

 

加えて新型コロナの蔓延防止のために一時期、
リモートワークが実施されました。

 

これによりネットを使った働き方、活用法を多くの人が知り、
個人レベルでビジネスを始める人も増えると考えられます。

 

ライバルも一気に増えるということです。

 

なので、これからのビジネスは重点が大きく変わり、
何を重視して活動すべきかも変わっていきます。

 

今回はこのことについて詳しくお話していきましょう。

 

これからのビジネスは価値からブランディングに重点が移る

 

これからのビジネスは価値に重点が置かれた状態から、
ブランディングに重点が置かれる状態に変わっていきます。

 

特にネットのみで完結する情報発信ビジネスの場合、
ブランディングは避けて通れません。

 

とはいえ勘違いしてほしくないのですが、
価値が無意味になるわけではないです。

 

価値、つまりは顧客にとっての商品やサービス等の質というのは、
ビジネスをやるうえで最低条件であることに変わりありません。

 

ただ、これまでは価値だけでもビジネスは成立しましたが、
これからはブランディングなしでは成立し得ない。

 

少なくとも長期的に発展するビジネスは作れなくなります。

 

ちなみにこの記事におけるブランディングとは、
価値ではなく人や企業だから選ばれる理由づくり

 

『なぜ、他ではなくあなた(の企業)を選ぶのか?』
に対する答えを作っていくことです。

 

なぜブランディングが重要になるのか

 

ではなぜ、ブランディングが避けて通れないものになるのか?

 

最初にネットを使うことが一般に普及したとお話しました。

 

そのことでネット内における価値の飽和が起こり、
価値そのものがゼロに近づいていくからです。

 

これについてなぜ起こるとかどのようになるとか詳しいことは、
別記事でお話してるのでそちらを参考にしてください。

 

 

例えばですがダイエットについて考えてみましょう。

 

時間があるならグーグルでもなんでもいいので、
「ダイエット 方法」とかで検索してみてください。

 

そうすると、圧倒的な数のコンテンツが表示されるでしょう。

 

あらゆる状況に対応できる様々な方法があり、
文章や音声、動画など形態もいろいろあります。

 

提供している人の数も多くそのほとんどは無料で見れます。

 

ですが内容については言葉の使い方などに差はあれど、
そんなに違いはありません。

 

表示される上位10のコンテンツを見てみればわかりますが、
ほぼ同じような内容が様々な言葉で書かれているだけです。

 

ネット上においてダイエットの方法という価値は、
あらゆる人があらゆる方法で出し尽くしていて、
そのほとんどが無料で閲覧できるようになっている。

 

そんな状況で果たしてダイエットの情報を探す側は、
それらに価値を感じてくれるのか?

 

ちょっとスマホやパソコンで検索すれば、
簡単に見られる情報を喜んでくれるのか?

 

そうはならないでしょう。

 

もちろん感じてくれる人も少しはいるでしょうが、
大半の人は無感動にコンテンツを行き来するだけです。

 

つまりネット上のダイエットの方法についての情報、
その価値はほぼゼロになっているということです。

 

そしてこれはダイエットに限らずあらゆるジャンルにも言えること。

 

ネット上にある情報に対して閲覧者が感じる価値は、
ビジネスにネットを使うことが一般化した現代では、
そのほとんどが価値を感じられるものではない。

 

価値を感じてもらえないのなら有料商品やサービスの、
購入どころか検討につなげるのすら難しくなります。

 

だからこそ価値以外の要素で選ばれる理由づくり、
すなわちブランディングが必須になるわけです。

 

ブランディング実践のための2つの方向性

 

では、ブランディングを実際におこなっていく、
選ばれる理由を価値以外で生み出すにはどうするか?

 

具体的な方法は様々ですが大別すると2つの方向性に分けられます。

 

世界観と理念です。

 

世界観

 

世界観とはフィルターです。

 

ある物事を見たときに僕とあなたでは感じること、
考えること、得られるものは違います。

 

それを誰かに伝えようとすれば使う言葉や方法も変わり、
伝わり方ももちろん変わっていくでしょう。

 

この差を生み出すものが価値観等のフィルターであり、
それをはっきりさせたものが世界観です。

 

世界観がはっきりとしていれば「ダイエットの方法」、
という価値でもそれぞれ与える印象が変わります。

 

オリジナリティなどもようは世界観の表現のことであり、
自分(の企業)ならではの世界観を作り出すことで、
価値ではない選択肢を相手に提示することができるのです。

 

 

なお、世界観は個人~少人数規模のビジネスに向いていますが、
大企業など大勢の人が関わり形成されるビジネスには不向きです。

 

誰にも真似できない独特の世界観を作り出したとして、
その世界観を現場にいる一従業員にいたるまで徹底させる。

 

世界観を関わる全ての人に浸透させるのが難しいからです。

 

もちろん不可能なわけではありません。

 

例えばディズニーランドやスターバックスは独自の世界観を生み出し、
採用から研修まで徹底的に行い、独自の場を生み出して維持しています。

 

逆に言えば徹底的に行わない限り維持が難しいということですが、
これは個人~小規模ビジネスオーナーにとってはチャンスです。

 

与える価値の広さや大きさでは大企業にかないませんが、
世界観で人を引きつけられれば価値で勝負する必要がなく、
ビジネスを維持、発展させていくことができますので。

 

特に個人は自身そのものがオリジナリティあふれる存在であり、
ありのままで独自の世界観を生み出せる存在でもあります。

 

これについては別記事で詳しく解説したものがあるので、
個人~小規模ビジネスでオリジナリティある世界観を生み出したい。

 

そう考えてるなら一度目を通してみてください。

 

 

理念

 

理念とは個人ではなく社会、あるいは世界の中で、
自分や企業がどのような役割を果たすのかという指針。

 

どのような存在でありたいのかという信念です。

 

ビジネスの相手に対する約束であると同時に、
自らの行動を律する規範ということですね。

 

価値があふれ、飽和し、感じられなくなる現代の中で、
どのような存在として人、社会、世界と接するのか?

 

それをきちんと示し体現することができれば、
価値の比較から抜け出すことができます。

 

重要なのは体現することです。

 

口先だけで理念を語っても行動が伴わなければ、
逆に信頼を失い価値でも勝負できなくなっていきます。

 

 

なお、理念はどちらかといえば大企業等が運営する、
大規模なもの、大勢の人が関わるビジネスに向いています。

 

資本、マンパワー、技術力、コネクション等において、
壮大で多くの人を巻き込むような理念であっても、
掲げ実現することが可能だからです。

 

また、世界観ほどには独自性や明確さが必要となるわけでもなく、
ある程度抽象的でも機能し全体に浸透させやすいという理由もあります。

 

例えば近年、環境問題に対する関心が一気に高まりました。

 

では環境に関わる理念を打ち立てるとして、
個人が掲げ実現できる範囲のものでは、
大きな影響力を持つのは難しいでしょう。

 

世界観と組み合わせることでなら可能でしょうが、
理念単体ではどれだけ行動力や信念のある人でも難しい。

 

ですが、大企業であれば壮大なものであっても、
それを実現しうるだけの力があります。

 

与える影響力は広さも大きさも桁違いなので人も集まり、
できることも多く行動が伴うので信頼も得やすい。

 

理念に反することさえしなければ価値の比較から脱却し、
選ばれる企業になることができるのです。

 

加えて、個人や小規模ビジネスオーナーは志を打ち立てたとしても、
個人的な欲求で動いてしまいやすいということもあります。

 

逆に大規模企業は顧客はもちろん株主など関わる人の種類が多いので、
個人の意志が反映されにくく理念でまとめるのに向いてるのです。

 

なので、ある程度ビジネスを大きくしたいというのであれば、
はじめから理念を打ち立てビジネスを展開すると良いでしょう。

 

自分(の企業)がどのようにありたいかを考え表現せよ

 

ここまでいろいろお話してきましたがとりあえず一つ、
自分(の企業)はどのようにありたいのかを考える。

 

それを世界観や理念という形にすることは、
忘れずに意識しておいてください。

 

自分のビジネスはどのようなあり方、方向性で、
市場の中に存在していきたいのか?

 

まずはよく考えることが大事。

 

とはいえビジネスですから顧客に必要とされるために、
どのような存在であるべきなのか?も重要。

 

自分の望むあり方、顧客に望まれるあり方、
両者をすり合わせたうえで表現していく。

 

表現し伝えていくことが今回お話したブランディングであり、
これから先ビジネスをやっていくうえで避けて通れないこと。

 

ブランディングができてはじめて価値という要素に、
目を向け評価してもらえるようになるのです。

 

ブランディング⇒価値の流れはぜひ、
意識して活動してもらえればと思います。

 

 

では、今回はここまでです。

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