【忙しいときほど実践したい時間管理の方法】望んだ成功を得るための時間の使い方
【記事執筆者】水川健人
マーケター・思考設計士。個人や中小規模ビジネス向けに、マーケティング戦略のアドバイスを主におこなっている。
【価値あるものが正しく認められるビジネス業界】を目指して日々活動中。

 

この記事では時間管理についてお話しようと思います。

 

したいことはあるけど作業時間がなかなか取れない。

 

そんな悩みを持っている人は多いでしょう。

 

今回はそんな悩みを解消するための、
少ない時間を有効に活用する。

 

あるいは、限られた時間で成功という目標を達成するための、
時間管理の方法についてお話ししていきます。

 

時間管理の大きな間違いとは

 

方法に入る前に1つだけ、
ほとんどの人がしているであろう時間管理の間違いについて、
まずはお話ししたいと思います。

 

今回、お話しの内容が時間管理の方法なのであれなのですが、
実は時間管理という呼び方が間違いなのです

 

そもそも管理とは、ある程度自分でコントロールができないといけません。

 

ですが、時間って自分ではコントロールできませんよね。

 

例えば、ある1時間でやるつもりの予定が30分早く終わったから、
残りの30分を明日のどこかの予定にプラスするということはできません。

 

そんなの当たり前だと思うでしょうが、時間管理と呼ぶってことは、
こういったことが可能であるということが前提にないといけないのです。

 

管理とは自分である程度動かせる、
変えることができるものにのみ適用されます

 

時間とはそもそも動かすことも変えることはできない、
絶対不変のもので、管理することはできないのです

 

時間管理とは

 

なら、時間管理とは何を管理するのかと言うと、
自分を管理するのです。

 

時間という一定で平等の流れの中で生きている、
自分という人間のやるべきことを管理する。

 

つまり、時間管理とは行動管理なのです

 

時間をどうこうするのではなく、自分自身をしっかりと制御し、
限られた時間の中でやるべきこと、進むべき場所を決め、
そこに向かうための行動をすること。

 

それが、本当の時間管理です。

 

時間管理=行動管理=何をしないかを決める

 

時間管理=行動管理というお話しをしましたが、
では行動管理とは何をすべきなのか。

 

ここで、多くの人は限られた時間で何をすべきかを考えると思います。

 

例えば、1日3時間だけネットビジネスの作業時間が取れるとしたら、
3時間という限られた時間の中ですべきことを決める。

 

そして、それをやることが、
行動管理だと思うでしょう。

 

ですが、これも間違いなのです。

 

時間管理、行動管理における基本的な考え方は、
限られた時間の中で何をしないべきなのかを明確にすること

 

つまり、自分に不必要なものをしっかりと把握して、
達成したい目標にのみ力を入れることが、
時間管理、行動管理の方法なのです。

 

 

というのも、やるべきことっていうのは、
ほぼ無限に生まれてきます。

 

生きている限り、仕事であったり、日常生活のことであったり、
人付き合いだったり、緊急のなにかであったり。

 

現代人は忙しいと良く言われるように、
毎日何かやるべきことに追われています。

 

そんな中で更に新たな目標、
例えばネットビジネスで稼ぐといった目標を立てて、
そのためにやるべきことがさらに増えて、
さらに何かをやることに追われる。

 

こんな、完全な負の連鎖に、人は囚われています。

 

なので、基本的にやることを増やすのはダメなのです

 

限られた時間の中で目標を達成できるように、
やることをいかに減らすか。

 

それが、時間管理の極意であり、もっとも大切なことです。

 

時間管理の具体的な方法

 

ここまで、時間管理=行動管理であり、
行動管理とは何をやらないかを決めること。

 

このようにお話ししてきました。

 

では、ここからは具体的な時間管理の方法について、
詳しくお話ししていきたいと思います。

 

方法は以下のとおりです。

 

  1. 目標を明確にする
  2. 目標達成に必要なことを明確にする
  3. 自分の行動を4つのタイプにあてはめる
  4. やらなくて良いことを決める
  5. 全力でやる

 

目標を明確にする

 

まず絶対にしなければならないことは、
達成したい目標を明確にすることです。

 

これは、例えばネットビジネスで稼ぎたいというような、
曖昧なものではなく、もっと具体的なものです。

 

目標の立て方については別記事で詳しく解説していますので、
そちらを参考に具体的な目標を立ててみてください。

 

目標の立て方の記事
↓↓↓

 

目標達成に必要なことを明確にする

 

目標を明確にしたら、
次は目標を達成するために必要なことを明確にします。

 

その目標を達成するうえで、
今の自分に何が足りないのか。

 

それを明確にして、紙にでも書き出してみると良いでしょう。

 

 

自分の行動を4つのタイプにあてはめる

 

目標と達成に必要なことを明確にしたら、
次に自分の行動を4つのタイプにあてはめます。

 

人の行動は全て、大きく分けて4つに分けることができ、
自分の行動を全て4つの区分に分けることが、
時間管理の第1歩になるのです。

 

4つのタイプとは、以下のようなものになります。

 

緊急緊急でない
重要

1:やらなくてはいけない

2:成長に必要
重要でない3:重要そうに見えるだけ4:無駄なこと

 

やらなくてはならないこと

 

1のやらなくてはいけないことは、
重要であり、かつ緊急であることです。

 

例えば、仕事で納期の迫ったもの、日常生活に必要なものなど、
それをやらないことで生きていくこと、生活することに、
支障が出るようなタイプのものが
これにあたります。

 

成長に必要なこと

 

2の成長に必要なことは、
緊急ではないが目標達成に重要なことです。

 

そしてこれが、ビジネスで、人生で成功するにあたって、
最も重要なことでもあります

 

また、目標達成に必要なこともこれです。

 

 

ただ、2の領域は、生きていく上で必要なものではありません。

 

例えば、ネットビジネスで自由な人生を実現するためにやる勉強や作業など。

 

これらは、ネットビジネスで成功し、最終的に人生を豊かに生きる。

 

このような目標のためのものですが、もしこれをしなければ生活もできない。
このような状態でもなければ、やる必要はないわけです。

 

生きていくだけなら現状を維持すればいいだけなので、
努力しなければならない分、人によっては苦痛を感じることにもなるでしょう。

 

特に成功の夢っていうのは、夢を思い描いて、
それを実現するまでの計画なんかをたてるのは楽しいのです。

 

ですが、いざそれに向かって進み始めると、
自分が計画したとおりにいかなかったり、
壁にぶつかったりします。

 

それがストレスとなって最後まで歩き続けられないという人がほとんどなわけです。

 

ですが、この苦痛などを我慢して、成長のための勉強や作業をした先に、
望んだ成功や、豊かな人生が待っています。

 

なので、もし生きていく上では必要ないけど、
何かで大きな成功を収めたり、人生を豊かに生きていきたいなら、
2の成長に必要なことに多くの時間を割く必要があるのです

 

重要そうに見えるだけ

 

3の重要そうに見えるだけのことは、緊急ではあるのだけど、
まったく重要ではないことです。

 

例えば、友達から明日まで無料で映画を見れるチケットがあるから、
一緒に見に行かないかと誘われたとします。

 

明日までなのでこれを逃せば次に無料で映画を見に行く機会は、
いつ訪れるかわかりません。

 

なので、すぐに決めなければならず緊急のことではあります。

 

ですが、もしその映画を見に行くことが、
目標を達成する上で必要なことでなければ、
それはまったく重要ではないことなのです。

 

ですが、緊急、急いで決めなければならないことなので、
一見すると重要に見えるため、勢いでこの行動を取ってしまいます。

 

なので、緊急だけど生きていくうえでも目標達成にも必要ないなら、
そんな行動をとらないようにすることが大事です。

 

無駄なこと

 

4の無駄なことは緊急でもなければ重要でもないことです。

 

例えば、目的のない、暇つぶしのためのネットサーフィン。
ツイッターやフェイスブックをぼ~っと眺めたりする。

 

こういったことは、人生において最も無駄なことです。

 

少なくとも、目標を達成するうえで必要ないことは確かで、
これに時間を取られれば取られるほど、
目標達成から遠ざかることになります。

 

なので、この無駄なことは、とにかく排除することが大事です。

 

 

以上が、行動の4つのタイプになります。

 

まずは、自分の日々の行動をこの4つのタイプに当てはめてみましょう。

 

また、これから何かの行動を起こすときは、
4つのタイプのどの作業に当たるのか、
考えるくせをつけてみてください。

 

そうすると、自分の行動を振り返る助けになります。

 

やらなくて良いことを決める

 

自分の行動が4つのタイプのどれかわかったら、
次は目標達成に必要ない、やらなくても良いことを決めます。

 

これは、先程の重要そうに見えることと無駄なことです。

 

この2つに時間を割かないとしっかり決めて、
紙にでも書き出して、常に見えるところにでも貼っておくと効果的です。

 

全力でやる

 

やらないことを決めたら、後は2の成長に必要なこと、
成功に必要なことだけに、できるだけの時間を全力で注ぎます。

 

そして、ここまできたら後はもう自分次第です。

 

重要そうに見えることや無駄なことに惑わされず、
どれだけ全力で成長に必要なことに時間を使えるか。

 

これが、目標達成に必要な全てと言っても良いでしょう。

 

 

以上が時間管理、行動管理の方法になります。

 

人生は限られた時間をいかに使うかである

 

人の一生とは、限られた時間をいかに使うかが全てです

 

 

より具体的に言うなら、
始まりを最低限必要な教育を終了した高校卒業時の18歳。

 

終わりを日本人の男性の平均寿命である80歳だと仮定した62年間。
(ちなみに、女性の平均寿命は87歳となってます。)

 

この62年間という時間をいかにして過ごすかが人生の全てなのです。

 

なので、例えば望む成功、目標があるのに、
それに必要ないことを1年間やってきたとしたら、
62年のうち1年を無駄に過ごしたということです。

 

また、ネットビジネスで成功を収めるなら、
定年退職後とかでもやろうと思えばできます。

 

ですが、スポーツなど、体が資本なものについては、
年をとってからの成功は難しいでしょう。

 

このような時間制限があるようなもので成功したいなら、
やはり時間をどれだけ無駄にせず、大切に使えるかにかかっています。

 

 

この、62年という数字を多いと見るか、
それとも少ないと見るか。

 

人それぞれだと思いますがどちらにせよ、
時間は何をしようと流れていきます。

 

そして、1度流れた時間は元に戻ることはありません。

 

後悔先に立たずという言葉があるように、
後から時間を無駄にしたことを後悔しても、
絶対に取り戻せないのです。

 

なので、ぜひこれを機会に、時間の使い方について、
真剣に考えてみてください。

 

そして、大事なもののために、
全力で時間を使ってほしいと思います。

 

 

では、今回はここまでです。

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